中国ビザを申請するハーグ編
中国へのビザ無し渡航はコロナ後から日本国籍に関しては一時停止されたままになっていて(その間にオランダほかEUの国でビザ無し解禁されて中国渡航に関しては立場が逆転してしまった)家族の都合上15日を超えて滞在するということがあって親族訪問ビザを申請した。
結構面倒なので備忘録として書いておく
1.まずオンラインでアプリケーションを作る
申請書を当地のビザセンターのサイトで作成する。ハーグのものだけなのかわからないけどこのウェブサイトがとてもわかりにくくて作りが2000年代風味。ここに限らないのだが中国の近年のハイテクぶりとは対象的にウェブサイトのデザインがこう・・・古いのはなんでなんだろうな(エアラインとかも10年くらい前のデザインが多い)。
ここからStep by stepのところから行っても良いんだけどあんまし意味がないのでQuick accessをクリックしてから China Visa ApplicantからNew Applicationを選択する。
ここでは結構職歴やら学歴やらを何度も入力させられるのに閉口するのだけどそれよりも今回引っかかったのは写真のアップロード。
写真はちゃんと慣れてる写真やさんで撮ってもらっていて、条件に合ってるはずなのだが、何故かアップロードしようとするとエラーになる。
これをアップロードしないと次に進めないのでビザセンターにメールで聞いたら
「何回かトライしたらアップロードできると思うので何回かトライしてください」
って言う回答が返ってきた・・・・ので何度かアップロードを試みること5分「アップロードしたけどクオリティが良くないから申請するときに写真持ってきてね」というメッセージとともにアップロードが成功した
いや、アルゴリズムどうなってんの?
なお、入力途中で保存できて、アプリケーションコードが出るのでそれとパスポート番号を控えておけば後で入力済みのところから再開できる。
2.必要書類
これはあくまで親族訪問(Q2)ビザの場合だけど以下が必要書類
パスポート
1で作成した申請書(印刷)
(もし以前にビザを取ってれば)前回の中国ビザのコピー
中国からのインビテーションレター(これは署名が必要だけどフリーフォームで期間と滞在場所と関係などを記載したもの)
子どもがいる場合は旅行同意書
子どもに関しては子どもが申請者の子であることを証明する出生証明
オランダの場合はオランダの滞在許可証コピー
逆に収入証明や就労証明、フライトの証明などは用意したけど使わなかった。これはQ2ビザでマルチエントリーだからなのか、そのへんは良くわからない。単独なら一応用意したほうが良いのかも
これらを用意してビザセンターのサイトで予約を取る。
3.申請
予約した時間にビザセンターに行って必要書類を確認して申請。足りない書類があればコピー機とかあとPC端末があるので最悪それを使ってGmailとかのデータが有れば印刷できる(ビザセンターによるかも)
ちなみに申請料はオランダの場合は一人140ユーロかかった。大体1週間位で発行できるみたいだけどこれは繁忙期とかあると違うのかも。オランダの場合オランダ人がビザ無しで行けるようになったからか結構空いているみたいであった
日本の場合は違うかもだけど代金はオランダの場合はPIN(銀行のデビットカード)のみなので注意
4.受け取り
受け取りには特に予約などは必要なくて普通に引換証を持っていくだけでOK。特に身分証明も要らなかったし、結局子どものビザではあるが子ども本人が受け取り時にいなくてもOK。いいのかそれで、って思わないでもないけどその辺は日本のビザも(委任状があれば)本人以外でも受け取れたのでそんなもんなんだろう。
と言うことでビザなしで行けるように早くなって欲しいけど昨今の事情でなかなか難しそうなのでしばらくビザ申請は必要になりそうだ。Q2のマルチエントリーは2年間有効だけど2年に1回やるのは結構面倒ではある。