Member-only story
Google は Pixel を本気で売る気があるのだろうか
Microsoft はSurface を本気で売る気はないと思うけど
マイクロソフトは毎年Surfaceを 更新して いるけれども実際にはマイクロソフトは Windows PC のパートナーが たくさんいるので Surface のプロダクトで 市場取ろうとは思っていないと思う。
Engadget Podcast でも 触れられていたけれども Surface の価格って 性能に対して 割高。
もちろんプロダクトとしては良いものなんだけれども それにしても例えば競合他社 Dellなんかとの 製品と比べると かなり割高に見える。 Windows は自社製品だからコストは抑えられそうなのに。
と、色々考えるとマイクロソフトがSurfaceでPC市場を取ろうという野望は実際にはないんだろうなと。
一方先日 Pixel 6を発表したGoogle。GoogleもAndroidをスマホメーカーに提供する立場だからWindowsにおけるマイクロソフトに似たポジションなのかなと思っていて、だから歴代Pixelはおもしろい製品も多かったけどどちらかというとレファレンスモデルの域をでなかったし、ガチのハイエンドには入り込んでこなかった。
のだけど、今回のPixel6はスペック的にもハイエンドであるし、The Vergeに出てたピチャイのコメントを聞くと割と本気でPixelを売り込もうとしている意気込みを感じた。
Androidは各社でカスタマイズの余地があるし実際シェアトップのサムスンも最近人気のシャオミもアンドロイドベースで独自のUIを使っているからWindowsという完全に単一なプラットフォームでハードウェアだけで差別化を図るPCの世界とは異なるのかもしれないけど、それにしてもAndroidの提供者自らハイエンド市場を取りに行くような姿勢というのはGoogleの利益になるのかどうなのかちょっと不思議。
Pixel6はそれにしても面白そうなプロダクトというか、Googleの独自チップTensorで端末側でAI処理するという発想はいいと思う。これで音声認識とか翻訳とかが端末上でほぼリアルタイムでできるのであれば革命的。
AppleもAXXチップにニューラルエンジン積んで極力端末サイドで処理するようにというのを数年やってきているけどGoogleもクラウドではなくてローカル処理方面に言ってるのは興味深い。
AppleのSiriはまだネットワーク接続前提だし、GoogleもPixel6はともかく他のAndroid端末はサーバサイドでやってるのでこれが近い将来にどう変わっていくのか興味あるしTensorを他社提供とかやるのかもちょっと気になる。
なお・・・Pixel6は普通にほしいんだけどやっぱりサイズが大きいなあ・・・・Jelly2ずっと使ってるとほんと大きい板（スマホ）持ちたくないんだよねえ
