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M1 MacbookでARM Windowsが普通に速い件
Parallels Desktopが最新版でM1 MacBookに対応して、かつWindows 10 on ARMのプレビュー版がWindows insider programで試せるというので早速試用版を使ってWindows10をインストールしてみた
Parallelsは先程のリンクから試用版が14日間無料で使えて、Windows on ArmはInsider programに参加していればプレビュー版を無料で使える。
インストールも簡単でWindows on Armも落としてきたvhdxファイルをParallelsに読み込ませれば簡単に環境が出来上がる。いや最近の仮想環境すごい。

VMには4コア4GBのメモリしか割り当ててないけれど、Edgeでブラウジングする分にはスムーズ。確かWindowsアプリのARM対応は結構遅くて、かつエミュレータがあまり出来が良くないとかで、Windows10をARMMacで動かすことにどれくらい実用上の意味があるのかは未知数だけれども、とりあえずベンチをとってみたら驚いた。

Geekbench 5。シングルコア1500、マルチで5000近く出た。え、まじか。
これ、DellのXPS 13と同じくらいのスコアだよ。VM上で動いてるのに

ちなみにGPUはGeekbenchが認識してくれなかったのでそっちのスペックは未知数。それからCrystalmarkでストレージもみてみたんだけど

なんか書き込みがバグみたいな数字出た。これほんとかな。でも読み込みの4GB/sくらい出てるのは速い。半端なく速い。これVM経由だからネイティブにアクセスするよりは遅くなってるはずだけどこれだけ出れば相当。
このへんを見るとXPSの最新版のSSDよりもさらに速い感じ。
VM経由かつベータ版のWindows on ARMで現時点での多分ベストウルトラブックなXPSに張り合えるって半端ない。
私のMacbookはメインメモリが8GBなのでVM側には4GBしか割り振ってないけど、16GBのものを持ってる人は普通にVM側に8GB割り振ってやればかなり実用的にM1マシン上でWindowsを使えるのではないだろうか。まあ、あとはマイクロソフトがどれくらい本気でアプリのARM対応をやってくれるかという、結局ARMMacと同じ課題にぶち当たる気はするけども。