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ソニーとファーウェイの無観客キーノートを見て思ったこと
NB:このストーリー3ヶ月前に書こうと思ってたんだけど何故か下でリンクしているプレゼン映像がYoutubeで見つからなかったのでここまで引っ張ってしまったのです。Sonyの方はフルが見つからなかった・・・
プレゼンはゆっくり話すのが吉。間違いない、と思う
新型コロナウィルスの影響でバルセロナで計画されていたMWCが中止になりました。MWCでキーノートやる予定だったファーウェイとソニー(もそうだと思う、ちょっと未確認)は当地で無観客でプレゼンを実施してその様子をYoutubeで配信していました。
他のメーカーもやってたのかは確認してないのですが。
で、この2社共に英語圏の会社ではなく、プレゼンターも日本人と中国人だったのですが、Youtubeで見ていて感じたことがあります。
実際にYoutubeのプレゼンを見てもらうとわかるのですが両者の話し方は割と対照的で、ソニーの 岸田氏はかなりゆっくりはっきり喋っているのに対してファーウェイのリチャード ユー氏は結構早口。
たくさん情報を詰め込みたいという気持ちはわかりますが、中国訛りの英語と相まって耳から情報が入ってきにくい感じがあります(早口過ぎて一部音が落っこちてるんですよね)
私も経験があるのですが非英語話者が英語でプレゼンするときに流暢に見せようとしてついつい早口になりがちなんですけど、これ全然駄目なんですよね。
実際英語話者の上手なプレゼン見るとわかるんですが彼らは別に早口じゃなくて、むしろすごくゆっくりはっきり喋ってるのです。
https://www.apple.com/apple-events/september-2019/
またユー氏のプレゼンにはVery とかSuperとか強調の形容詞が頻繁に出てくるのですがこれが頻繁すぎて耳に障る。おそらく英語話者もこの手の形容詞は頻繁に使うと思うのですが、英語話者は強調の形容詞のバリエーションが広いので耳につかないというか、同じこと喋ってる感が薄いんです。
ソニーの方はここぞというところ以外には無駄な強調の形容詞は使わない構成になっていて、こちらのほうが効果的なんじゃないかなと。あまりVery Superばっかり言われると「さっきから同じことばかり言ってませんか?」って気になります。
自分は日本人なので日本人のプレゼンに対して公平に聞けているかどうかちょっと怪しいです(ここは英語話者の意見を聞きたい)がファーウェイのプレゼンはどうも落ち着きなく聞いてて
「まずは君が落ち着け」
って言いたくなりました。
ゆっくりはっきり話すの大事。